さくらの雲*スカアレットの恋の感想を少し書いて行こうと思います。
総合点 88点
シナリオ 90点
ヒロイン 78点
イラスト 85点
曲 95点
プレイ時間 40H
途中間空いてテキスト多少読み返してたので早い人だともう-10Hくらいすると思います
オススメ度★★★★☆
(★★★★☆以上がオススメ)
結論からいうと
プレイして良かった
そう思える内容でした。
最後までプレイしエンディングを見ているとき号泣していました。
個別ヒロインでストーリーが完結しているシナリオではないので、
個別ヒロインの掘り下げはやや物足りない気がしましたが、
全体的なストーリーは面白くどんどん読み進めたくなるテキストでした。
Hシーンは各ヒロインたくさんあります。
また100年前の1920年の大正の時代の日本が舞台の物語なので現代とは違った時代背景や価値観などは読んでいて面白く、
現代にはないものへの憧れみたいな感情になりましたね。
(都会の方がのんのんびよりをみて田舎に住みたくなる感情みたいですね)(多分違う)(のんのんびより のんすとっぷ始まりましたね)
泣きゲーをプレイしたい方にはオススメですし個人的には令和という今の時代にプレイしてほしいお話です。
気になる方は公式サイトに体験版があるので是非プレイしてみてください。
http://cabbage-soft.com/topic/
ここからはネタバレ等配慮しないで個人の感想を書いていくので未プレイの方はブラウザバックをお願いします。
この作品一番良かったのはやはり最後ですね。
司が未来に帰る直前出会った桜の下でお互いの肩に寄りかかるところはやばかった。
司は別れがつらくないよう笑顔で帰ろうしているのに所長は思い出を話始めて・・・
「楽しいと思うのが、こんなに怖い感情だなんて知らなかった。」というテキストがめちゃくちゃ刺さりました。
ギャルゲーやエロゲの時間をかけてプレイした思い出が脳裏によみがえってくる瞬間がたまらなく好きなんですがまさにそれでしたね。
所長の右腕としての司、司の失った左腕になってやると言った所長がしっかり描かれた良いCGでした。
エピローグで2020年が平和な"令和"な時代になり司の左腕が失われない未来になっていたところが
所長たちが平和な時代をつくり本当に左腕になれたんだなって感動しました。
また手紙から2020年4月まで所長が生きていたことがわかり司の帰る未来がWWIIIが起こる凄惨な時代にならなことをしっかり見届けて逝ったということもわかり良かったです。
大正で出会った人たちがどのような生涯を送ったかが書かれたEDは"比翼のさくら"の曲と相まって号泣しましたね。
つらい"桜雲”の時代からきた司に
「だから、司も元の時代を精一杯生きてくれ」
「死んでも良かったなんて・・・もう二度と、言わないでくれ」
「お前の生きる未来の礎は私たちが築く、だから信じろ」
「きっとお前を争いのない平和な世界へと導くから」
と言った所長や
他のテキスト
2020年所長からの突き進めよという手紙
ED映像
作品全体が
プレイしているこちらまで2020年、
令和という時代を頑張って生きていこうと思ってしまう内容で
プレイして良かったとそう思いました。
あとED曲の"比翼のさくら"という曲ED映像で号泣してたのでその時は気づきませんでしたが歌詞がめちゃくちゃいい・・・