オタク浅め

今日も浅瀬でちゃぷちゃぷ

9-nine-新章 感想

9-nine-新章 の感想を書いていこうと思います。

最初からネタバレ込みで書くのでプレイ予定の方はブラバお願いします。

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今回の9-nine-新章ですが、
いくつか大きな不満はありましたがゲームとしては充分満足できるものでした。

 


まずは不満から書いていこうと思います。

 

不満① R18ではなく全年齢版だったこと
これは全年齢化が発表されてからずっとTwitterとかで言っていました。
別に全年齢向けゲームが嫌いなわけではないです。むしろ好きです。
でも今までの9-nine-シリーズをR18で完結させたのに、そのファンディスクにあたる今作だけ全年齢にするのは流石におかしくないですか・・・?
都とのいちゃらぶえっちをめちゃくちゃ楽しみにしてたのに・・・・!

 

ただこの不満も実際今回のパッケージに付属している今までの9-nine-シリーズの全年齢版を軽くプレイしたんですけど、、、

このゲーム全年齢版でも普通に面白いんですよね・・・
だからエロゲプレイヤーじゃない層に売りたいのだろうということは伝わってはくるのですが、それなら今回の新章に抱き合わせて売るのではなく、いつもみたいにswitchなどコンシューマーに移植なりして別枠で売ればいいのに・・・・と思わずにはいられません。
普及させるために新章までもがR18じゃなかったのが本当に遺憾です。


不満② 売り方
先ほどの不満①と重なる部分がありますが今回の売り方は流石には????ってなりました。

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ファンディスクである今作を買う人って今まで9-nine-を全作プレイした人がほとんどだと思うんですよね・・・
なのに新章単品であるDL版(1,500円)は色々劣化して売って、
それが嫌なら全年齢版になった今までの9-nine-シリーズと抱き合わた通常版買ってね(10,000円↑)は流石に信者でもなめられてるのを感じましたね・・・
買いましたけど^^;



不満はこれくらいですかね。

 

 

次は良かったところを書いていきます。

 

今回ファンディスクということもありシナリオ自体は全部で3時間かからないくらいとボリューム自体はありませんでしたが、今までの9-nine-シリーズを良い感じに補完してくれるものだったと思います。わりとここのつからゆきいろで良い感じに完結してたと個人的には思っていたので蛇足にならなかっただけでも良かったです。

 

ストーリーの内容的には

ゆきいろの最後ににおわせていた

都BADの枝を救いにいくというもので

待望の都√の追加ストーリーでした。

 

今回のストーリーのどこが個人的に良かったと思ったかというと

イーリスを倒した枝の翔の記憶を都も一緒に背負ってくれたということですね。

イーリスを倒した枝はあまりにも起きたことが残酷で翔が他の枝にこの記憶を渡さないでくれとナインに頼んでいましたが、それじゃああまりにもイーリスを倒した枝の翔が可哀想だなと無粋ながらも思っていました。

でも今回与一と翔の殺し合いを止める過程で都も他の枝の記憶を読み取ったり受け取ったことによってイーリスを倒した枝で本当は何があったのかを都も知りました。

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このナイン以外にもあの枝の翔の雄姿を知ってくれて都がこれ以上翔を苦しませないといってくれた事実がプレイしてて嬉しかったですね。

 

あと毎度のことながら展開がアツいです。

 

イーリスの最後の嫌がらせで記憶とアーティファクトを受け取った与一。

そんな与一にのせられてイーリスの倒した枝の記憶を受け取った翔。

そんな2人の殺しあいを止めるために言葉で止めようとするも

無理だと悟った都が、

翔の記憶を盗み見て翔と与一に何があったかを知り、

同時に眷属化の知識を得て翔の血を奪って飲み眷属化。

眷属化によって翔の世界の眼を使いナインと同調。

同調したことでナインのオーバーロードで別の枝の記憶を受け取り

自身のアーティファクトの使い方を知り覚醒させ与一を無力化。

 

あれだけ脆かった都が圧倒的な力をふるっていて

思わずかっこいい・・・てなりました。

 

 

戦いが終わったあともそのまま翔と都がくっついて終わり!ではなく「また今の私たちで新しく始めましょう」というのもよかったです。

お互いが別の枝の自分であって自分ではない記憶や気持ちに任せてそのまま終わりっていうのは絶対違うと思いますし。

この時脳内でここのつのED曲の「ふたり」が流れてて勝手に感情。。。ってなってましたね…←実際流しても良かったのでは?

やっぱり"ふたり"でこの先も続いていってほしいですね。

あと九條都が可愛いのはもう周知の事実なんですけれど、この枝の翔くんと名前呼びしながらも敬語なのが距離感可愛すぎだろ!!!ってなりました。

 

続いてここのつハッピーエンドの枝。

結局ここのつのハッピーエンドの枝ではnineシリーズの序章というストーリーの都合上、都が自分の罪を知らないままハッピーエンドになっていたのでそれはそれで良いことだと思ってもある意味消化不良感が残っていました。

ですが今回の新章の枝の都の意思によってこの枝の都にも伝わって罪を背負って生きていくと決意した所が良かったです。若干ここらへんの描写が薄かった感じてしまったのが少し残念でしたが尺の都合で仕方ないですね。

都の可愛いところのひとつに清廉潔白な性格をしていながらめちゃくちゃ嫉妬深いってところがありますが今回も存分に出てて可愛さしかなかった…

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(都さん別の枝の記憶を知って始めて嫉妬深いこと知ったっていってますけど9-nine-本編でもめちゃくちゃでてましたからね。そこも可愛い)

 

 

他のヒロインの√もボリュームは少なかったですが9nine-シリーズらしくヒロインは可愛くて話のテンポも良くて面白かったです。

ホントこれにR18シーンがあったら言うことなかったのにな…

 

 

そして最後、全てのアーティファクトを集め終えた翔が、始まりの日に戻り世界の眼を完全な状態で取り込み門を閉じて本当に何も起こらなかった枝を作りたいと言います。

その最後の最後で翔がナインに本当の名前を教えて欲しいと言って名前を入力するところが感動しましたね。

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僕はこういう時は絶対本名を書いちゃいます。

翔が伝えた本当の名前を呼んでくれた時は嬉しかった…

 

思えばここのつここのかここのいろの発売からもう4年ですもんね…

毎年だいたいこの時期は新発売の9-nine-シリーズをプレイしてたことを思い出して涙でましたね…

これでついに終わるんだなぁって…

 

ぱれっとさん4年間本当に楽しいゲームをありがとうございました。

 

僕はまだR18版新章を諦めてないですから!!!!!

都とのイチャラブ浴衣えっち待ってますから!!!!!!