オタク浅め

今日も浅瀬でちゃぷちゃぷ

20220726 ちらうら!

ついにミリシタのサービス期間がグリマスを超えたらしい

 

ということでチラ裏にグリマスの思い出と、今の心情を書いていこうと思います

 

※長いわりに僕の思い出話と今の気持ちを書き残しておきたかったという自己満足で書いているので読んでてもおもしろくないと思います。あと文章が下手くそなので読みにくいです。お急ぎの方はブラバをお願いします。

 

 

 

僕がグリマスと共にいられたのは2017年3月〜2018年の3月19日の約1年間。思い入れがあるゲームだがプレイできた期間はかなり短い。

そもそも僕がアイマスというコンテンツにハマったのは2016年の初め頃。当時アイマス1年生だった僕は今みたいにミリオンライブがメインというわけではなく、765ASやシンデレラガールズにも満遍なくハマっていた、所謂"みんマス民"だった。アイマスのイベント、ライブがあればブランド関係なしに見たり、行ったりするオタク。今の自分の考えではありえないが、好きなアイドル=担当という考えが当時はあったため、担当と呼んでいたアイドルも5人くらいいた時期もあった(黒歴史)。

 

そんなオタクだったが、ミリオンの37人の中に担当と呼んでいたアイドルはいなかった。曲は全部のアイマスの中でミリオンが1番好みだったので1番聴いていたし、LTPのドラマCDを一通り聴いていたので気になる子はたくさんいた。しかしながら他マスにリソースを割いていたり、ミリオンライブの枠の中に当時1番好きだった萩原雪歩がいたので、ミリオンの37人を深堀するまでには至っていなかった。

 

重い腰を上げたのが2017年2月頃。「もうすぐミリ4thだしミリオンライブのアイドルのことを調べるか!」と言って、ようやくこの時グリマスを始めた。当時の僕はソシャゲへの偏見が酷かった。ひたすらポチポチゲー、当時のMMOも真っ青な高額課金ガチャ、などなど悪いイメージしかもっていなかった。実際、正直グリマスもそんな感じのゲームだったので触れるのを避けていた部分もある。ミリオンライブのアイドルを知るのが目的だったので、目的を達成したらもうやらないだろうな…とも思っていた。

グリマスを始めてまず聞いたのがアイドルたちの抱負ボイスだ。この時、篠宮可憐というアイドルに本当の意味で出会ったんだと今では思っている。たくさんいるアイドルの中で篠宮可憐の抱負ボイスがめちゃくちゃ自分に刺さった。「ちいさな恋の足音」という曲が好きで、気になるアイドルではあったが、この時トドメを刺され、今も名乗っている篠宮可憐担当となった。

 

そして、その後のミリオンライブ4thライブ。今でも人生で1か2を争うライブだと思っている。色々なアイマスにハマっていた僕だったが、ライブが終わってからは頭の中がミリオンライブばかりになった。グリマスで過去のイベントテキストをいっぱい読み漁った。篠宮可憐をはじめ、ミリオンライブを知れるのが楽しくて仕方がなかった。

 

いつしか"ソシャゲ"としてのグリマスにもおもしろさを見いだせるようになっていた。特にバザーというシステムが好きだった。自分の手持ちをやりくりして、時に課金して、可憐の過去のカードが集められるのは、新参の僕にとってめちゃくちゃありがたかった。

4thの感動イベ(ミリシタの周年イベントみたいなやつ)は始めたてだったり、戦力不足でろくにできなかったが、バザーなどで集めたカードでデッキを強化して"5thの感動イベ"で自力で黒背景の報酬カードをとる。それを目標にしてグリマスをプレイしていた。

感動イベントのためのドリンク集めのために、3時間に1回ログインする「劇場回し」とかしていたのも今となっては懐かしい。ハマっているソシャゲさえもログインし忘れる今の僕ではもう絶対できない気がする。

 

ミリシタのサービス開始してからも始まったばかりの音ゲーより、グリマス読み漁ってる方が楽しかったので、ミリシタよりグリマスの方が気持ち的には比重が大きかった。そんなわりと充実したグリマスライフを送っていたら、徐々にグリマスのオタクとTwitterなどで繋がるようになっていた。そうして繋がったオタクとたわいのない話やミリオンライブの話するのは楽しかった。

 

しばらくすると次のIMCEの上位報酬が可憐だという告知を目にした。IMCEとは簡単にいうとラウンジ同士で競い合うイベントだ。当時の僕はソシャゲのイベントの上位というものはとてつもなく難しいものだと思っていて、走る決心が中々つかなかった。そんな時にあるオタクが「うちのラウンジでIMCE走ってみません?色々と走り方を教えたりサポートするので」と言ってくれた。このお誘いのおかげで走る決心がついた。この時は知る由もなく、まさかそうなるとは微塵も思っていなかったのだが、これが僕がグリマスをやっていた中で最初で最後の可憐上位イベントだったので、この時誘ってくれたオタクに今でも本当に感謝をしている。結果は個人134位。初めて走ったイベントにしては頑張ったなって思える結果だった。そしてラウンジも全体11位の大健闘。エンドロールには届かなかったが入れてもらえたラウンジがまさかそこまで凄いラウンジだと思っていなかったので驚いた。イベントが終わってからもIMCEのあのラウンジが一丸になって頑張るという興奮が収まらず、流れでそのラウンジに入れてもらうことになった。

グリマスというゲームは「ソーシャルゲーム」と名乗っているだけあって人脈がとても大切なゲームだということをラウンジに入ってから思い知った。カードの貸し借りはもちろん"超レア"を流してくれたり、"ティアラ共有"などイベントの裏ワザを聞いた時には目から鱗だった。まさに「ひとりではできないこと 仲間とならできること」だ。

 

そのラウンジに入ってしばらく経って、復刻イベントが終わったし次のイベントは何かなー?って当時のラウメンと話していた矢先に、2017年10月30日を迎えることになる。グリマスのサービス終了の告知だ。今でもグリマスを開いた瞬間表示されたサービス終了の告知とホーム画面の上の赤いポップアップを鮮明に覚えている。オタクが赤いポップアップは不謹慎?だとかなんとか言って途中から色が変わったり表示されなくなったような覚えがあるがそういう問題ではなかった。

終わる???巨大なアイマスコンテンツのゲームひとつであるこのゲームが????5周年の感動イベントは???ようやくイベントの走り方がわかってきたのに???やっとよさそうなラウンジに入れてもらえたのに???20コスデッキもできてきたよ???これからだよ????どうして????

たくさんの???が浮かびあがり、そして終了するという告知に対する悲しみ。平日で仕事中だったがとても仕事どころではなかった。

今思い返してみると、僕でもわかる終了の予兆となることはあった。直前にあった「ハッチポッチフェスティバル」でミリシタに打ち上げガシャがあったのにグリマスにはなかったのだ。それでも、その時は"サービス終了"なんて微塵も浮かばず「潜在足りてないからガシャ引きたかったな…」くらいにしか思っていなかったし、ライブ前に感動イベの走り方とかやったほうがいいことを聞いたり、オタクと「紬と歌織さんはグリではどういうあつかいになるんだろ?VoDaViどこに入るんだ?」とか「いやグリにはこんやろ、グリはこのまま50人で進むよ」とかオタクと一緒に笑いながら未来のグリマスを話していた。話していたのに…。

 

告知からサービス終了までの日は可憐のカードや過去イベのテキストをちょっとずつスクショしたりしていた。宝物が読めなくなってしまうのはあまりに寂しいと思い、せめて自分の中では残しておきたかったからだ。有志の方がグリメモというめちゃくちゃありがたいグリマスのアーカイブを残してくれたので、結果的には必要のない作業ではあったものの、自己満足としてやって良かったと思っている。

また親切な方が図鑑埋めのために高額だったカードを貸してくれたりありがたかった。こういうのはトレード機能があるソシャゲの特有の温かさだと思うし、またこういう温かさに触れたいなと今でもたまに思う。

 

あっという間にサービス終了日の2018年3月19日はやってきた。月曜日だったが流石にこの時は有給をとった。最後は当時のラウメンと通話しながら迎えた。みんな思い出を振り返ったりして空元気なような感じでいつも通り笑っていたが、最後は自分も含めてみんな涙声だった。半年弱程の猶予があり覚悟はしていたつもりだったが辛いものは辛かったな。僕がグリマスに触れられたのは約1年だったけど、もっと早く始めたかったな…。そうすればもっと長くグリマスというゲームができていたかもしれないのに。

 

 

 

グリマス公式の最後のツイートをみると寂しい気持ちになるが、こんなに愛されていたコンテンツだったんだなと嬉しくなる。

余談だが、今でもたまに流れてくるこのツイートをみると、リプ欄にグリマスが終了した後に出会ったオタクがいることが結構あって、別の意味で嬉しくなる。その時は出会っていなかったけど、同じ釜の飯を食ってたんだなって。

 

 

 

グリマスの終了後、ミリシタへの移行については僕は普通に移行できていた。そもそもグリの方が比重が大きかっただけでミリシタのほうも"最初からプレイできるミリオンライブのゲーム"として並行して楽しんでプレイしていたので移行というか集中だった。ミリオンライブのモチベーションがめちゃくちゃ高かったので、そのモチベーションをぶつける先が完全にミリシタ1本になった形だ。

しかしながら、僕の周りのグリマスのオタクはそうではなかった。僕と同じでミリシタに移るオタクもいたが、ほとんどがミリオンライブから離れていった。あの時は本当に寂しかったなぁ……。

昔から逆張りの性格のせいで、流行っているコンテンツに手を出すのが遅くて、結局最後の方に手を出し、僕がハマったころにはみんなは離れていっているということが結構あったが、まさにそんな感じだった。

 

まあこんな感じでネガティブな気持ちは持っていたが、僕自身はミリシタをやって本当に良かったと思っている。細かい部分は今回は書かないがミリシタでの思い出もいっぱいできた。今ではオタクの知り合いというより、友人だと思っているくらい親しいラウメンとの出会いや、グリマスで憧れだったエンドロールに2周年、3周年、4周年イベントで篠宮可憐の10傑として入れたことはミリシタを始めたからこそできた大切な思い出達だ。

 

しかしながら、正直なところ3年目の途中あたりかな、ミリシタというゲームに完全に"飽き"がきてしまっていた。同じようなイベント形式、元々あまり好きではない音ゲーという要素、刺さる曲が少なくなった新曲。どれも仕方がないことだとわかっているが飽きてしまったのだからこれもまた仕方がない。だがミリシタというゲームに飽きがきてしまっていても"ミリオンライブ"というコンテンツは好きなままだ。

そんな時に目標にしようと思ったのが"ミリシタがグリマスのサービス期間を超える5周年までは頑張ろう"というものだ。先程も書いたがグリマスが終わった時にもう少し早く始めていたら…という気持ち。これを最初から始めているミリシタというゲームで払拭したいという思いからこの目標をたてた。単純に今度こそ5周年イベントを迎えられるそんなミリシタを自分が続けている状態で見たかったというのもある。

 

結果からいうとこの目標は達成できなかった。

自分の中でミリシタを継続しているという基準のひとつに「毎イベ5万pt乙」というものがあったのだがそれを今年の1月のイベントで達成できなかったのである。元々モチベがない状態だったため、1回緩むとそれ以降も「まあいいか…」となってしまい、イベントはおろかミリシタにログインしない事も増えてしまっていった。なのであれだけ自分の中で待ちわびた5周年を迎えたつい先日も、「本当におめでとう」と思いつつも、感動したというよりも"あっという間だったな"とどこか乾いた?気持ちのほうが大きかったと思う。

 

 

実をいうと僕はこのミリオンライブというコンテンツを自分の中で終わらせたいと思っている。

 

━━━飽きているならきっぱり辞めればいいじゃん?

曲がりなりにも5年間いるコンテンツだ。そんな簡単に離れられない。なにかを辞めるというのことはなにかを始めることと同じかそれ以上に難しいものだと個人的には思う。そもそもそんなに入れこんだコンテンツから簡単に離れられるような性格をしているなら僕はすぐにでもオタクを辞めてる。いや辞めてないな…

 

━━━ミリシタたいしてやってないならミリオン辞めてるみたいなものじゃね?

事実としてはそうなのだがそういう事ではないんだ。もし「自分の柱としているコンテンツは何か?」という質問をされたら、僕は今でもミリオンライブと答えるだろう。ミリシタをたいしてやってないのに。モチベがないのに。そういった不健全な回答をしてしまうであろう現状を辞めたいのだ。

 

アイドルマスターというのは基本的には明確な終わりがないコンテンツだ。ゴールがあってそこに到達したら物語がおわるというものではない。そういう部分がアイマスのいい所だと思うしそれに惹かれた部分も多分にある。

だからこそ終わらせたいのなら自分で終わりを決めるしかない。あの時はわからなかったが今となってはグリマス終了した時にそのままミリオンライブを離れていったオタクの気持ちがわかる気がする。少なくとも今の僕があちら側だったら僕も離れていただろう。それくらいアイドルマスターには明確な終わりがあることのほうが少ない。こんなことを思うのはとても失礼なのだが、その明確な終わりと共にミリオンライブを離れていったオタク達が羨ましいとさえ思う時がある。

 

だから僕は自分の中で明確な終わり、死に場所を決めた。

それは"ミリオンライブ10thライブ"だ 。

まだ10thライブをやるかなんて決まっているわけではないが、恐らく遠くない未来に開催されるだろう。そう思えるくらい今のミリオンライブは大きなコンテンツになった。その届く距離にある"ミリオンライブ10thライブ"をこの目で見届けることができれば、自分の中でミリオンライブに大団円を迎えられる。今はそう思っている。

 

 

 

以上が今の僕のミリオンライブに対しての正直な感情だ。

こんな大層な感じに書いているが意外とすぐに辞めてしまっているかもしれないし、ミリ10thを以降もミリオンライブというコンテンツにいるかもしれない(クソダサ予防線)。

それならそれでいいと僕は思っている。

未来なんてわからんからね

 

 

いないかもしれないけど、ここまで読んでくれた方がもしいたら、こんな吐き出しただけの駄文に付き合ってくれて、ありがとう

嬉しいよ